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産業廃棄物マニフェストソフトシステム販売− 電子マニフェストのメリットとデメリット


メリット
1.電子上でデータの保存・管理ができるので、紙マニフェストの管理業務から解放されます。
2.紙マニフェストのように管理スペースが要らず、管理コストや事務員の管理コストも軽減されます。
3.情報の電子化により、集計・比較分析・データの検索がらくらく。
4.紙マニフェストのように紛失、記入漏れがおこりません。
5.紙を使わないので、環境にも優しくなります。
6.第三者機関の情報処理センターがデータを管理・保存しているので、データの書き換えなど不正ができません。
デメリット
1.排出事業者、収集運搬業者、処分業者の全てにおいてパソコンとインターネット環境が整っていることと、電子マニフェストの加入をしていないとご利用できません。加入している業者は全体の数%で加入しても実際利用できないことが多くあります。
2.基本料、使用料(初年度のみ加入料)など電子マニフェスト利用料金がかかります。誤って入力した場合、修正処理も料金が加算されます。コスト的に紙マニフェストよりも割高になる。
3.紙マニフェストはなくなりますが、排出事業者は、廃棄物の種類毎に「受渡確認票」を発行し収集運搬業者に渡さなければなりません。
4.情報処理センターのシステムがアクセス集中などの原因によりシステムがダウンすると、その間、電子マニフェストの入力がおこなえなくなります。
5.ある県の排出事業者からあがった声
・受渡確認票の文字が小さくてみずらい。
・登録を取引後に行うため入力を忘れる恐れがある。
・操作が難しい
・田舎でADSL回線を使用しているが、情報処理センターになかなかつながらない。送信するのに時間がかかった。
・紙マニフェストを継続している企業が多いので事務効率化にはならない
先日、JWNETから届いたメール案内によるますと、JWNETで電子マニフェスト利用者のアクセス集中によりシステムダウンが発生し約28時間、電子マニフェストが利用できない障害が発生したようです。
このように電子マニフェストには導入にあたってのメリットはありますが、反面デメリットもありますので十分に考慮したうえで加入、利用の検討をされることをおすすめします。
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